カナダ旅行記
会社の結婚休暇を利用して、10月14日〜21日までカナダのAlberta州Cargalyへ一人旅をしてきた。
この旅は、後から振り返った時に、間違いなく「あれは私の人生の転機だった」と思うような旅だった。今回の旅行中に学んだこと、考えたことを文字として残すべく、全7日間の旅行記を書いていこうと思う。
そもそも、なぜ結婚休暇を使って一人でカナダに向かおうと考えたか。
それは毎日を日本で過ごす中で、とにかく心がモヤモヤしていたからだ。
私は2017年4月に上京し、社会に出た。
そして1社目の会社で苦しい期間を過ごした後、2018年10月に転職し、仕事はだいぶ自分に適したものになった。
2018年11月には結婚もした。
だけれども、自分の人生にどうしても満足できず、日々を力一杯生きれている気がしない。
なんとなく毎日は過ごしているけど、自分を大きく変えるような出来事や成長や、向かう目標がない。
いつも思い出すのは、大学時代に留学したオーストラリアでの生活。
2013年に初めてシドニーに7週間留学し、自分の英語のできなさと海外生活の楽しみを味わい、2015年にオーストラリアに1年間留学した時には「絶対に海外で暮らす」と決めていたのに、今私は日本にいる。
やっぱり自分は海外にいる時の方が、生き生きしているのは痛いほどわかっているのに。
彼のことが本気で好きで結婚したはずなのに、あの時結婚しなければ海外に行けたのかと、自分勝手にモヤモヤと後悔してしまっている自分も大嫌いだった。
どうしたらいいかわからない。苦しい。
そう考えている時に、会社から5日間の結婚休暇をもらい、長期で休暇をもらうチャンスを得た。
そして真っ先に思ったのが、今年の4月に出会い、人間性に一目惚れした、海外で社長として働く女性のところへ、会いに行って話がしたいということ。
彼女に会いに行けば、何か変わるかもしれない。そう直感で思った。
そんなこんなで、とにかく日本でモヤモヤしてどうしたらいいかわからない、そんな自分と向き合いたくて、その人のいるCalgaryに向かったのだ。
旅行記を書く上で、まず私の大切なパートナーである彼に心からお礼を言いたい。
本来であれば"ハネムーンにいくための結婚休暇"であるのに、「ひとり旅したい!」という狂ったことを言う嫁を、寛大に受け止めて快く送り出してくれた。
彼の愛情と寛大さに心から感謝している。